つれづれしおり草。

住んだ国6カ国の30代0歳男の子ママ。

【ダカール】ダカールでの初めての妊婦健診

[2022/01/13の投稿]

 

 

妊娠5ヶ月16週にして2回目の妊婦健診に行った時の記録です立ち上がるピンクハート

 

 

 

1回目のエコーと血液検査は11月2日、カナダのバンクーバーで。雨の中1人であちこち歩き回って散々だった妊婦健診。

なんのアドバイスもろくにされていないし、診察と血液検査とエコーが全部別の場所なのでつわり期間中バスで30分以上かけての移動はなかなか大変でした。

 

 

2回目の産婦人科は、12月29日セネガルダカールで。主人の知人の紹介で信頼できる先生がいるというマドレーヌ病院に行って来ました。

 

 

 

まず、到着したはいいけれどちゃんとした駐車場がない!

 

路駐したところ「俺が止めるところだ!」と言う方がいらして、戸惑う。

 

私の妊婦健診のことを言うと別のところに停めるからどうぞとすんなり譲ってもらえる。(優しいキラキラ

 

建物に入ってエレベーターで上の階へ。

 

出てすぐのところにあったのは小児科無気力??

 

産婦人科はどこだと探して奥の方に行って受付で聞くと「そこにある扉を開けた部屋の中で待って」と言われる。

 

扉を開けると部屋の周りにぐるっと設置された椅子に妊婦さんたちが座っていたので空いていた席に腰掛ける。

 

 

 

 

 

12時予約で行って待つこと2〜3時間時計(なっが!

 

 

なんでこんなに長かったかと言うと、産婦人科医が少ないみたいで私たちが待っている間にも診察してくれる予定の先生が出産立会のため4回くらい席を外していたとか…。

 

ヨーロッパ出身の気さくな男の先生で、名前はZayat Ali先生。

 

やっと私の番が回って来た時に笑いながらそう話してくれた。

 

話している間も一度呼ばれて席を外す先生凝視

 

 

 

 

待ってる間にチョコレートを頂く(右の赤い箱に入ってたやつ)チョコレート

年末なのにまだクリスマスクリスマスツリートナカイ

 

 

診察室の机の上

 

 

 

 

「名前は?」から始まって生年月日やら何やら色々きかれました。

 

助かったのがZayat先生、なんと英語を話せる!!

 

フランス語はさっぱりだけど英語なら意思疎通できるとホッとしました。

 

こちらでは12週目あたりでエコーを取るのが必須らしく、カナダでは2回目のエコーはもっと遅いと言う話をしたら驚いていました。

 

そして問診を済ませたら念願のそして久しぶりのエコー!!

 

 

 

 

 

個室でズボンと下着を脱いで入院着みたいなのをきてねと言われ着替えると、すぐ隣にあった椅子に座るように言われる。

(椅子はよく産婦人科にあるような感じで足をM字開脚させられるやつ。カーテンはない。)

 

ちなみにこの時体重も測定したところ58kgでした!

 

 

彼も立会のもと、ほぼ下半身全開の体制にされてお腹に冷たいジェルを塗られる。

 

カメラみたいなのをお腹にぐりぐりされたらスクリーンに赤ちゃんこんにちはほんわか

 

いろんな角度から写真を撮ってもらってサイズも測ってもらえて、4Dでも見れるんだけどまだ少し早いかなと画面を切り替えてくれて(ぐにゃぐにゃしたものが写っていました)、心音まで聴かせてくれて感動。

 

赤ちゃんが指をしゃぶったり、手を動かしたら「ハローって言ってるね」って解説してくれて和やかに赤ちゃんとの時間を過ごせました。

 

 

「性別は知りたい?」と聞いてくれて、もちろん教えてもらいました。

 

 

 

 

結果は男の子スター

 

 

実は男の子だったらの名前はほぼ決まっていてなんとなく予定通り赤ちゃん

 

顔と性格は彼と私のどっち似なのか気になるなぁ〜

 

 

 

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前

赤ちゃんの身長:109.2mm

新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線真ん中新幹線前

 

 

 

前回は19mmとかだった気がするから随分と成長してましたキラキラ

 

最近お腹が一気に出てきてズボンが履けなくなってきたのも頷ける。

 

 

 

 

健診が終わったらエコー写真と診察内容をメモしたクリニック手帳のようなものを渡され、「2回目の血液検査を受けてから帰ってね」と言われ部屋を出ました。

 

 

 

エコー写真

 

 

カナダでもらったのよりも幾分か立派なエコー写真。

 

 

 

 

 

 

血液検査は別室で。

受付を済ませて少し待ったら奥へ通され、看護婦さんが手慣れた様子で採取。

 

怖かったけど思ったより痛くなかったのでよかったにっこり

 

結果に問題があったら連絡しますと言われてそのまま帰宅。

 

 

 

 

 

今回妊婦健診にかかった費用ですが、もちろん保険は使えません。

 

診察(問診・エコー)と血液検査を合わせて3万円くらいだったかな…(うろ覚え

日本での費用と比べると多分安い??

 

なんの確認もなく出産前診断も含まれていました魂が抜ける

 

 

 

 

 

帰り道、道端に座る幼子を抱いたお母さんが目に入りました。

 

セネガルにきてからよく道端に座り込む人たちを目にするようになりました。

車に乗って信号待ちをしていると窓のところまで来て物乞いのような仕草をする人も多いです。

そう言う人たちを見るたびに、お家はあるのかな?と疑問に思っていました。

 

私は彼にこうやって車で病院に連れて来てもらったけれど、彼女のような人たちはきっと妊婦健診なんて行くお金はなくて、血液検査ももちろん受けられないんだろうな。

もしかしたら出産も病院じゃないところでするのかも。

 

そう考えたら自分がいかに恵まれているのかを再確認しました。

生活水準等を比べてしまってはよくないのだけれど、日本に生まれてよかったとカナダや他の国の制度を知るたびに思います。

パスポート然り…ね。

 

 

ちなみにカナダの場合、MSPという強制加入の保険があって月々$75で病院診察料を賄ってくれるので、健診も血液検査もエコーも全部無料でした。

もちろん薬代は別途かかるしその分雑なのかもしれないけれど、そういうところは移民国家として最低限の補償をしてくれる制度が整っていてさすがだなと思いました。

 

 

 

 

 

 

カナダとセネガル、ふたつの異なる国で妊婦健診をした感想としては、カナダは無料な分いろいろ雑だったような…。

 

一方で、セネガルの方が待ち時間は長かったし多少お金はかかったものの、あちこち別の日時に予約して移動する手間がなかったし安心して健診を受けられた気がする。

(彼が一緒にいてくれたのも大きいかも)

 

 

日本での妊婦健診は受けたことがないのでわからないのですが、きっとセネガルよりもさらに安心するのでしょうね昇天

 

早く母子手帳が欲しい今日この頃。